はじめに
家計簿アプリ「おかねのコンパス」を使って銀行口座や証券口座を全て連携してみたら、合計2000万円を超えていました。
老後2000万円問題が何年か前に問題になりましたが、これで、老後2000万円問題は解決しました。
今回は、なぜ増やせたかや感想などについてお話します。

以前は、マネーフォワードを使って家計管理をしていましたが、無料版だと10口座までしか登録できませんでした。そこで、無料でも口座登録数が無制限でできるおかねのコンパスに乗り換えました。
2000万円ってどんな金額?
「2000万円は多いですか?少ないですか?」と聞かれたら、間違いなく多い方です。
公務員の退職金が2000万円くらいです。
しかし、野村総研が出しているデータによると、3000万円未満が最下位の区切りで、マス層と呼ばれます。

現金で2000万円を持っているとしたら、年間200万円で生活するとしたら10年しか暮らせません。
仮に2000万円をインデックス投資信託で持っていて4%ルールで取り崩すとしたら年間80万円で、月額6.6万円しか使えません。生活費を全て賄うのはきついです。
なので、2000万円があれば一生暮らせるわけではなく、FIREするとしたら不十分ではないでしょうか。
年代別金融資産保有額
2000万円は、平均値で見ると50歳代以上60歳代未満の方の保有額です。中央値で見ると70歳代以上の方に匹敵します。
一方で、30代の平均保有額は980万円なのでその倍です。中央値は370万円なので、その5.4倍です。
金融資産保有額 | 単位:万円 | |
世帯主の年齢別 | 平均 | 中央値 |
20歳代 | 313 | 110 |
30歳代 | 980 | 370 |
40歳代 | 1,248 | 500 |
50歳代 | 1,792 | 750 |
60歳代 | 2,918 | 1,350 |
70歳以上 | 2,619 | 1,420 |
ということは、マス層に分類されるとしても、30代で2000万円を持っているのは平均保有額より大きく上回っていると言えます。
なぜ2000万円貯められたのか
では、なぜ30代でこの平均値&中央値を大きく上回る金額を保有するに至ったのでしょうか。
主な理由は3つです。
1.節約をしていたから
私は昔から節約するのが好きで、お金を貯める方でした。
小学生の頃は、消しゴムのカスを集めて練り直して”ねりけし”を作って使っていました。
親からもらうお小遣いはあまり使わずに貯めていました。
そんなことから、同級生からは節約の女王と呼ばれました。
社会人になり、年収は400万円台でしたが、あまり無駄遣いをすることなく貯金し、独身時代に約7年で1000万円以上貯めました。
今でも、節約をできるだけ行っていて、携帯は楽天モバイルで0円で利用するなど、無駄なお金は払わないようにしています。
2.入金力が上がったから
高収入の旦那と結婚し、毎月30万円位貯蓄や投資に回せるようになったので、2年で1000万円位増やせました。
入金力を上げる方法として、一般的には、昇進や転職、副業がありますが、玉の輿もありです。
3.投資をしたから
昨年、つみたてNISA、iDeCoでインデックス投資を始めました。
さらに、これらの非課税枠を使い切り、特定口座で高配当株、米国ETFなどに投資をしています。
投資元本は全体で含み益のある状態で、配当金を少しもらえるようになりました。
投資で何倍も大きく増やそうというよりかは、インデックス投資で4~7%ほどのリターンを狙い、高配当株投資では、分散投資をし元本は全体で減らさず微増で、4%ほどのリターンで配当金をもらうという堅実なスタイルです。
ちよなみに、デイトレやFXや仮想通貨、不動産投資は怖いので行っていません。
2000万円を保有している感想
明日食べるものがない!というような切羽詰まった危機感はなく、穏やかに生活できています。
これから先、特に何も変化がなければ、生活するお金に困るようなことにはならないだろうなと思います。
しかし、上を見るときりがなく、3000万円、5000万円、1億円、5億円、それ以上など、もっと多くの金融資産を持っている人もいます。
2000万円だと、完全FIREしたり、配当金など不労所得だけで生活するにはまだまだです。
なので、私は満足することなく、もっと増やしたいという欲にまみれています。
仕事が辛いのでもう働きたくないと思っていましたが、入金力を上げるためにまた働こうというモチベーションが生まれました。
おわりに
お金を増やすのは、簡単なことではありません。
これからも、節約や投資で地道に増やしていきます。
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